リズムベトナム（サイゴン）

1995年創業以来、リズムベトナム（サイゴン）（旧協伸ベトナム）は、ベトナムに根ざし29年以上にわたりプレス加工部品の生産を行ってまいりました。2012年には追加投資としてハノイに子会社リズム協伸ハノイ（現リズムベトナム（ハノイ）ノイバイ支店）を設立しています。

『プレスならリズム』とのお客様からの言葉を目標に着実に成長を続け、熟練のベトナム人スタッフが手掛ける製品は現在、自動車・バイクを中心に太陽光発電や家電、アシスト自転車など月500種類、4000万個以上、ベトナム国内、東南アジアをはじめ、世界各国の約80社へお届けしています。 長年にわたり培ってきた経験と実績を誇りに、私たちはこれからも皆様に愛される金属プレス部品加工会社であり続けます。

・順送プレス部品・順送プレス金型について 

一つの金型に複数のステージを設けて帯状（コイル状）の材料を順繰りに金型に送り込んでプレス加工（抜き、曲げ、穴あけ、絞りなど）をします。 

• 長所：より複雑な形状を高速かつ大量に、自動運転で生産するのに向いており数が多ければ多いほどトータルコストで有利になります。 
• 短所：単発金型による加工より材料歩留まりの面において劣ります。多品種少量で段取り替えが多くなる場合は型費とのトータルコストにおいて単発金型に劣ります。 

弊社の順送金型による金属プレス部品生産は、主に月産数量10000個～100万個などの 規模の部品生産に適しております。月数千個以下の少ロット生産の場合は、 単発プレスなど多品種少量生産を得意とされるメーカーさんを紹介することも可能です。 

●内製方針 

1. 順送プレス金型は自社で設計、加工、組立をしています。操業開始以来の800型以上をベトナムで起型しています。
2. 自社で金属プレス加工した部品を使い、同じ社内でインサート成形をしています。 プレス＋インサート成形を一貫して行うことができます。 
3. 金属プレス加工後の熱処理やメッキ加工を社内で実施しています。 外部工程に依存することなく表面処理を含む完成品まで仕上げます。 加工例：リレー部品の磁気焼鈍＋Niメッキ、シールドカバーの磁気焼鈍、錫メッキ後のウィスカ対策アニール処理 
4. 自動車部品の電磁弁（ソレノイド）として使われている巻線コイル部品は、 端子などのプレス部品やボビン成形、巻線後の外装モールド成形など、 社内で一貫して生産をしております。それぞれ工程の無駄がなくなり、リードタイム短縮やコスト面、品質面でも有利です。 

●原材料 

弊社で使用している金属材料、樹脂材料は、その大半を海外から輸入しております。ベトナム製の原材料はあまり一般的ではありません。

主な輸入実績

• 日本（伸銅、鉄鋼、樹脂、電子部品）
• 韓国（伸銅）
• 台湾（伸銅、鉄鋼）
• 中国（伸銅、接点）
• タイ（伸銅、樹脂、銅線）
• マレーシア（樹脂、銅線、鉄鋼）
• その他 

●輸出実績 

ベトナムから世界各国への輸出も対応しています。 

これまでの輸出実績 

• アジア：日本、中国、香港、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、インド 
• ヨーロッパ：ドイツ、チェコ、ハンガリー 
• 北米：アメリカ、メキシコ 

●サステナビリティへの取組

CO2排出量の削減

リズムベトナム（サイゴン）では第一工場の屋根上に太陽光発電システムを設置し、

2024年1月から再生可能エネルギーを利用開始いたしました。

年間およそ500,000kWhの発電を行い、第一、第二工場を合わせた

総電力使用量の10～12％をカバーできる見込みです。

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